みなさんは婆ちゃんコント
をご存知ですか?
ほとんどの方が知らないと
思います。
9月17日(月)放送の、
NNNドキュメント
「行列ができる婆ちゃんコント」
が放送され話題を呼んでいます。
婆ちゃんコントとはいったい
誰なんでしょうか?
婆ちゃんと言うからには
婆ちゃんが演じているんでしょうが、
いったいどれくらい婆ちゃん
なんでしょうか?
どんな経歴なんでしょうか?
いろいろ探ってみました。
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婆ちゃんコントのwiki!
婆ちゃんコントとは
座長 御供田幸子(ごくでんさちこ)
さんによって結成された、
石川県を中心に活動中の
【花幸会】という劇団の
演目の一つです。
メンバーは他に、
浪速千秋(なにわちあき)さん
がいます。
御供田幸子さんと浪速千秋の
お二人は、毎週地元の
民放テレビ局にも
毎週レギュラーで出演していて
石川県では知らない人がいない
ほどの有名人なんです!
知らなくてすみません・・・
石川県内では、お祭り、
老人会の出し物、
老人施設での出演に
依頼が殺到しているそうです。
まずはYoutubeにアップされている
コントの様子をご覧ください。
なるほど・・・
というか全然聞き取れ
ませんでした(泣)
ただ、予想に反して
けっこう下ネタなのは
わかりました(汗)
調べてみると公演でもかなり
きわどい下ネタがあるらしく、
しかもそれが大うけなんだとか。
公演があると、行列ができるほどの
人気者だそうです!
それはそうと
バリバリの金沢弁なんですね。
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方言で笑いをとる芸人は
いろいろいますが、
ここまで言っていることが
分からない芸人はそうそういない
かもしれないですね。
というかこの方を芸人の
カテゴリー
に入れていいのかどうかも
よく分かりませんが、、、
芸人というか、コンサートのMCが
面白くて人気になってしまった歌手?
のような位置づけなんでしょうか?
年齢や年収・若い頃は?
設定上は79歳の
御供田幸子さん、
実際はいくつ
なんでしょうか。
プロフィールには、
昭和20年生まれとありますので、
73歳ですね。
今でも精力的に活動を続けている
そうです。
今でも、老人ホームだけでなく、
震災などの時も、
地震復興支援舞台公演も行い
年間200ステージをこなしている
んです!
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すごいとしか言いようがないですね。
ところで若い時は何を
していたんでしょうか。
実は、若い時に生死の境をさまよう
ほどの大病を患い、その病気を
克服したきっかけに
小さいころから好きだった、
はボランティア慰問活動の
唄と踊り習い始め、
発表しはじめたそうです。
その後、37歳から現在の活動を
始めているそうです。
コントを通して笑いだけでなく、
癒されるような舞台を目指していて、
お年寄りの身近な題材を
石川弁に乗せて語り、
後半には歌や踊りの舞台が
あるそうです。
なかなか盛りだくさんですね!
コントの題材は、
オレオレ詐欺や、
嫁姑、夫婦のトラブル、
年金、介護、骨粗鬆症、
高齢者医療の落とし穴
などお年寄りにとっては
鉄板でしかも役立つ
ネタが扱われます。
例えば、嫁姑ネタでは、
「息子の態度が嫁と自分の前とで
ころころ変わるので腹が立つ」
というような、
お年寄りあるあるで
笑いをとっています。
私もその年齢になれば
こうしたネタで
大爆笑するんでしょうか。
理解したいような
したくないような。。。
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劇団の場所について
では、どこに行けば、
この婆ちゃんコントが
見られるんでしょうか?
どうやら特定の劇場で公演を
行っているわけではなく、
福祉センターや、文化センター
デイサービスでその都度
呼ばれていろいろなところで
公演をするスタイルのようです。
どうしても見たいという方は、
花幸会で検索して、
石川県内で公演を行う場所に
出かけるしかなさそうです。
どうしても婆ちゃんコントを
味わいたい!という方は、
本も出ているので、
楽天やアマゾンで
購入してみては
いかがでしょうか。
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「笑って長生き 婆ちゃんコント」
で見つかると思います。
まとめ
この記事を書きながらつくづく
思ったのは、
超高齢化社会になっていく
今の日本で、高齢者が
心から笑えるもの、
笑うためにわざわざ出かけていきたい
と思えるほどの場所はどれほど
あるのか、ということです。
そう考えると今のテレビの
バラエティーは、若年層、
中年層をターゲット
にしているものが多く、
ともするとお年寄りは昔の
ドラマや映画の再放送ばかりを
見るようになってしまいがちです。
お年寄りが喜んで見ている
バラエティーって笑点ぐらい?
でしょうか。
その点、婆ちゃんコントはお年寄りの
笑いのツボを押さえていて、
しかも方言で語られることから、
親近感もわき、身近な題材で
笑って泣けて、
はまる方にとっては相当の
カタルシスが味わえるんでしょう。
しかも、テレビの前で
ぼんやり眺めるんではなく、
ライブで同じ空間でみんなと一緒に
ネタを楽しむのも、
ミソなのかもしれません。
映画でいえば寅さんのような、
吉本の新喜劇のような、
みんなが一緒に笑えるような・・・
ふだんは家で一人でテレビを
見ていても、ライブなら隣の人と
一緒に手を叩いて笑いあい、
「おもしろかったね」と
言いながら帰っていく、
確かにこれは極上の癒しに
違いないですね。
同じ場所における共通体験、
これこそ笑いの原点なのでしょう。
笑いって何なのか、
つくづく考えさせられました。
自分が年を取ってからも、
そんな風に
心から笑って泣けるもの、
笑える場所が
あればいいなあと、
つくづく思ってしまいました。